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うつ病イクメンの健康生活委員会

男にも更年期があります。 40歳を過ぎた後、心身ともに不調になり実感しました。 不眠に陥り、仕事や日常生活にも支障が出てきて、自殺まで考えたこともありました。 幸いにも、良い精神科医に出会い、薬で症状が収まり、安眠できるようになりました。 今は、薬を飲みながらも、ストレスを抱えないように読書や映画を楽しみ、よく眠れるように、アロマやストレッチをし、健康であり続けるために、ウォーキングやグリーンスムージーに励んでいます。 同じ症状に悩む人に参考になれば嬉しいです。

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こんなダメ男を美人妻がなぜ愛したのか!?父の日に読むのは辛すぎるミステリ「サンドリーヌ裁判」

父の日に読むのは辛すぎる悲劇「サンドリーヌ裁判」を紹介します。

教養がありながら小説の執筆が進まず満ち足りない生活を送る大学教授サムと、現状に満足している妻サンドリーヌ。

サムは自分の問題を他人のせいにして、皮肉な見方ばかりをする。娘の現状にも不満で、にも態度が冷たい主人公。

そんなとき、妻が難病にかかったことがわかり…

ダメ男の主人公の回想が妻の死を追求する裁判の進行とともに明らかになる夫婦の不和。妻の死について刑事から尋問された際、つい、いつもの皮肉で冷たい対応をしてしまい、教養をひけらかすほどに疑惑を招く。徹底的に嫌な男を主人公としながら、妙に共感してしまうのは、男なら誰でも感じている自己愛が万国共通のものだろう。

サンドリーヌ裁判

サンドリーヌ裁判



妻の企みが裁判の過程で明るみに出るプロットは、同時に作者の企みが透けて見えてしまうので興醒めしそうになる。だが、こんなダメ男を美人妻がなぜ愛したのか明らかになるエピソードが、夫婦の結びつきの不思議さを実によく表現していて、心打たれた。

終始、暗い展開ながら、ハッピーエンドになる結末は、クック作品としては異色。